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竹馬紀美子 展: I LOVE

2022.01.29 – 02.19

コロナが蔓延していますが、KOUICHI FINE ARTSは出来る限りの感染予防対策をし、1月29日(土)より「竹馬紀美子展 - I Love -」を開催いたします。 福岡の実在の女性達の完成されたポートレイトに、刷毛で色を乗せて流れをつくり、さらにデフォルメした文字の三層構成で制作されている作品など、油彩の特徴を存分に生かした愛溢れる素敵なペインティングをご高覧くださいませ。 どうぞ、くれぐれもお気を付けてお越しください。お待ちいたしております。

 

作家コメント:
昨年、今年と価値観が変わってきていると感じている。世界が抑制的な動きがある中、SNSを中心にアーティストとコレクター、ギャラリーが合わずとも交流する距離の概念の変化、また、IT環境が整いWebにて作品を細かくチェックするなど、コレクションに至る過程も変わりつつある。日本での作品も伝統的な日本画、洋画の他に、グラフィティやマンガの要素を取り入れた作品など価値観の多様性が随分と進んできました。
その中で私の作品は福岡在住の少女の写真を撮り、主に顔を意図的にマンガ調に変化させ、デフォルメしパネルに油彩で作品を描いています。
私の作品は価値観が変わってきている現代だからこそ、国内外で受け入れられてきているのではと感じています。
「土着性」「時代性」などを意識し、例えば100年後に私の作品を見たときにこのような表現があったんだ、受け入れられる多様性があったんだと感じてもらえる現代アート作品として制作しています。
ここ1~2年、世界は抑制的な流れでしたが価値観が変わっていく中で、このような時こそ、まずは自分を大切にしてほしいと思い、個展のタイトルを「I LOVE」としました。 現在、大阪、東京、台湾と3箇所を発表エリアとして活動しています。
このコロナ禍でも海外の動きは早く、台湾では個展とアートフェアを中心に活動できているのはSNSの影響がとても大きく、この状況で私の作品に関心を寄せてくださる国内外のコレクター、ギャラリーの皆様に感謝いたします。
今回の個展では新作を含めた近年の作品を展示し、その時に感じた色使い、モチーフの配置などの微妙な変化にも気づいくことができるか等、来訪者に向けてのエンターテイメント性も期待し展示。
2年ぶりの大阪での個展、宜しくお願いいたします。