今日も又「昼」の退場が迫り「夜」がそれにとって代わろうとする時がやって来る。
それが16時04分という時刻です。
泣いて良いのか笑って良いのかわからなくなる。
やがて、華やいだ昼に別れを告げ夜の静寂を受け入れる。
そんな事を繰り返しながら、街は深まりゆく姿を私たちに届けてくれる。

眠っている意識を掘り起こし、名前をつけて光のあたる場所へ連れ出してやる。
その様な感覚の中で制作を続けています。
谷守 佳代

 

2年ぶりの展覧会となります。ぜひご高覧くださいませ。