鳥井雅子

PROFILE

Sunny Place

絵を描くとき、 鳥井雅子はいつも心の中でかけがえのない特別な場所である「庭」を散歩します。彼女の作品制作は、日常生活の延長線上から始まり、非日常へとゆっくり離陸していきます。

彼女は意識の世界、現実のモノや景色と夜寝るときに見る夢、無意識の領域の中間地帯を表現しようとしています。そのような場所が人々の心の内にあると信じ、架空のテーブルの上にそんなモノ達の断片を置いていくのです。

 鳥井は常に自分の中にあるかけがえのないものや場所を鮮やかに描き、「秘密の庭」として表現しています。

ARTWORKS